-吉野桃子/よしのももこ- -SEE HER TONITE/サタケアキオ- -GUITAR PLUS ME/シオザワヨウイチ- -CLIMB THE MIND/クライムザマインド-
-ELMOC/エルモック- -MUSHROOM CLOUD/マッシュルームクラウド-

-SEE HER TONITE/サタケアキオ-


少なくとも僕が知っている現役のバンドで、最も名曲を送り出しているのはSEE HER TONITEだと思っている。その中心人物であり、ソング・ライティング&ボーカルとギターを弾いているのが今回紹介するサタケさんです。僕にとってサタケさんとの出会いは大きなターニングポイントでもある。というのは、僕が近年のギタープレイ(っていったらカッコつけて気持ち悪いけど。)に多大な影響を与えた唯一の存在である。その当時サタケさんは平行してB.L.T(BABY LITTLE TABLETS)としても活動していたが、12月に脱退。同時期に、僕は東京に来て初めてバンドを始めた。急激な流れの中すぐに、SEE HER TONITEと運良くも共演して。気づいたら僕はB.L.Tに加入していた。もう1年以上経つけど今は「サタケさんの抜けた穴(?)を埋める為」みたいな変なプレッシャーはもう無くなった。話はずれたけど、僕は今でもSEE HER TONITEのライブは行ける日は全て行っている。これからもずっと見ていきたいと思う。作品も買い続ける。それだけは譲れない。(2006年12月をもって僕はBLTを脱退しています)

いつもみたいなディスクレビューをしたいところですが、正直なところサタケさん自身のサイト「hey! GRAPEFRUIT MOON」のディスコグラフィーを覗いてもらうのが1番良いと思っているので。僕は、完全に個人的な目線で名曲を漁ってみたいと思います。

変わらないからいつまでも新しいし、変わらないからいつまで経っても古くはならない。

SEAN / harmful insect

GOOD TO KNOW YOU / album 「SODA DAYS 1997-2002」
SWEET BABY JESUS / album 「SODA DAYS 1997-2002」
MY TIME GOES / album 「SODA DAYS 1997-2002」
IN MY ROOM / album 「SODA DAYS 1997-2002」
IN PARADE / album 「SODA DAYS 1997-2002」
KILL MY PAIN / album 「SODA DAYS 1997-2002」
I WANNA FEEL IT / mini album 「MISS LONELY ARE YOU BLUE」
GONE ALREADY / album 「IT'S ALL OVER NOW, BABY BLUE」
THE HOTTEST SEASON / album 「STILL CRAZY AFTER ALL THESE YEARS」
IN SMOKE / album 「SPEAKING WORDS OF WISDOM LET IT BE」(CAFE WHA?)

やっぱり選べきれない。あまりの切なさで震えそうな「KILL MY PAIN」「GONE ALREADY」「IN SMOKE」は胸を締め付けるメロディーと滲み出る哀愁がなんともいえない。「GONE ALREADY」を聴くだけで僕は、いくつもの思い出が甦ってくる。切なくも甘い歌詞なのに、ぶち切れそうなテンションで歌う「GOOD TO KNOW YOU」と同様に「MY TIME GOES」もイントロだけで涙がでそうになる。書いてないけど「DON'T ASK ME」も素晴らしい曲。僕も大人になるにつれて身に沁みるようになれたらもっと素晴らしいはず。そうなりたいものだ。「変わらないからいつまでも新しいし、変わらないからいつまで経っても古くはならない」僕のひとつのテーマ(?)でもあるが、僕はそれをSEE HER TONITEと重ねてみてしまう。流行や刺激を追うのではなくて、好きな気持ちを信じる。変わらない何かが僕にはずっと必要なんだと思う。

ドウドウさん / THE BEST PUNK ROCK IN ENGLAND & West Tokyo Thrasherz Radio Support Web

なるべくショーン君のリストと曲がダブらないように選びましたがやはり自分にとっても10曲に絞るのは困難な作業でした。中でも「Sweet Baby Jesus」は外したくなかったなぁ。この曲、Fun Fun Attitudeの頃は「Angel」って名前だったんですよね。あ、曲の並びはCafe Wha?の曲を除いてアルファベット順です。

Don't Ask Me / 7" 「Split With Blocko」
イントロのカウンターメロディーがすごく印象的。そして、ササキ氏のベースが良い味を出しています。BLTのススムさんが、こういうベースラインを評してササキ節だと言っていた事に得心がいくような。“ディランのように歌いたい/もう引き返すには遅すぎる?”という一節が心に残る。

Forgot To Love / Unreleased
まだ音源にはなっていませんが、去年の暮れから今年の初頭にかけてのライブでラストに演奏されていたスローな曲です。サタケ氏も好んで聴いているというLuceroとかTom Waitsを思わせるような泥臭くて男っぽい感じがして、どんな風に録音されるのかが今から楽しみ。

If You Were Mine / Album 「Still Crazy After All These Years」
こっちに来る前にサタケ氏が「最後に何か演って欲しい曲ある?」と尋ねてくれて引っ越す直前のSee Her Toniteのライブで演奏してもらった、そんな温かい思い出が溢れる曲。歌詞も下で挙げた「Said Certainly」にも通じるような切ない想いを吐露した物となっています。ルックスがイケてないbeatnik Termitesならともかく、サタケ氏のような男前でもこんな風に恋に恋焦がれて恋に泣くというような思いをする事があるのかと考えると何だか自分だって大丈夫だと慰められるような気持ちになりますね、マジで。 一体、何が大丈夫なのかはサッパリ分からないけど。

Lovely / Album 「Still Crazy After All These Years」
小沢健二による同名の曲に匹敵するくらいラブリーな歌詞。サタケ氏の歌詞の方が幾分シニカルな印象を受けるものの、小沢健二とサタケ氏の歌詞には何かしら共通する物を感じます。“(ほろ苦くも)甘く素敵な日々”を謳い上げた日常への賛歌。もちろん、その日々を鮮やかに彩るのは大切な誰かである、と。そう言えば、サタケ氏はインディーズマガジンでインタビューを受けた際には「僕は生きてて大事だと思うのは恋愛の事しかないんですよね」とか、「個人的な事をリアルにさらけだしたい。」なんて事を話していましたっけ。

Midnight Blue / Mini Album 「Miss Lonely Are You Blue」
このミニアルバムは、どの曲も秀逸で選ぶのに一際迷ったんですが、アニメーションの名作、機動警察パトレイバーのエンディングテーマも同じ「Midnight Blue」だったという少しアレな理由でチョイスしました。この曲を聴いてパトレイバーOVAシリーズの「二人の軽井沢」って話がもう1度観たくなってきて、辛抱たまらずツタヤでビデオを借りて来たんだっけ。まぁ、そんな事はどうでも良いですね。しかし、このCDは本当に佳曲揃いです。こんなハイクオリティーな物がSee Her Toniteのライブでは無料で手に入るなんて信じられない。

My Number One / Album 「It's All Over Now, Baby Blue」
イントロのハーモニカにBob Dylanを感じるのは自分だけでしょうか?いや、アルバムの題名でサタケ氏がディランを好んでいるという事は既に分かっていたから、そのせいも多分にあるかもしれませんけど。ちなみに、その題名はディランがフォークギターをエレキギターに持ち替えた歴史的アルバム「Bringing It All Back Home」の最後を飾る曲から。

Passin' Through / Album 「Still Crazy After All These Years」
Aメロでのアコギのストロークが挿入される部分は何度聴いても鳥肌が立つ。 無常かつ無情である自分自身を取り巻く風景を綴りながら、そんな中でも一縷の希望の光を見出そうとする歌詞も素晴らしいです。そう、まるで49%後ろ向きで、51%前向きであるような。(ビジネスジャンプで不定期連載中の「イスタデイをうたって」のコピーから引用。)

Said Certainly / Casette Tape 「Sine Poster」
“確かに君も僕を愛してるって言ったんだ”という行りが切なすぎます。 歌詞カードが付いてなかったんで、内容が合ってるかは甚だ怪しいんですが。Akio Satake名義で出したカセットに収録されていたアコギで弾き語っているバージョンもすごく好きです。ライブにおいてはカントリー風のアレンジで演奏されていました。

The Band Is Gonna Play That Song Tonight / Album 「Soda Days 1997-2002」
最後のサビのD→E→A→F#mという進行部分でAからF#mに移行する拍が普通よりも早い所がお気に入りです。(分かりにくい説明だなぁ、ごめんなさい。) この曲は、See Her Toniteの記念すべき初音源でありまして初出はParasitesのDaveが監修をしたV.A「Japan Punk Kills You!」でした。本当にしこたま聴きましたねぇ、このV.Aは。See Het Tonite以外のバンドでは、Crullerの「Believe In」が特に良いです。Pestmenや初期のPopcatcherに通じるような青いメロディー。

Grow With Me / Album  「Speaking Words Of Wisdom Let It Be」(Cafe Wha?)
Cafa Wha?はサタケ氏の長いキャリアの中でも最も好きな音源の1つです。 この曲は少し靄がかかったような音になっていますが、それがまた素朴な曲の雰囲気にマッチしていると言うか…うーん、上手く説明できない(I can't explain my mind now)。あ、そうそう、曲の題名はJohn LennonとYoko Onoのアルバム、「Milk And Honey」の11曲目「Grow Old With Me」からだそうです。この「Grow Old With Me」も実にシンプルな構成でして、サタケ氏はそこら辺も意識して曲を作ったんだろうなぁとか想像してみたり。

ささぶち / polodick shirt

少しあざといようですがライブでやってほしい曲を中心に選びました。

Feelin' Blue / Casette Tape 「demo」(DO YOU?)
僕にとっては究極の一曲。うーいうーいうーうーいうーういうー。何から何までドツボな曲です。「僕は全くの意気地なしで 君の写真を眺めてる」とか素晴らしいフレーズを含みつつ最初から最後まで本当に情けなさ過ぎる歌詞に共感しか出来ません。本当にこの曲ライブでやってくれないかなー。目の前で演奏されたらどうしていいかわからなくなるだろうな。でもDo youの曲だからやってくれないかなあ。でもBEAT ITとTHAT FEELはやってるみたいだし。てかDo youのテープに入ってる三曲はどれもとても素晴らしい曲なのでさたけさんキッズには欠かせ無い作品です。もう通販無いみたいだけど。ライブではあるのかな?要するにライブに行くしかないって事か。最高すぎるな。

LOSER'S SONG / album  「STILL CRAZY AFTER ALL THESE YEARS」
これはねー、最高でしょう。イントロから最後の絶叫まで好きなところしかない曲。歌詞から何からもう全てたまらない。前ライブで見たときはなんかテイクが違った気がする。それもかっこよすぎたなあ。てか全肯定ですよ。当たり前でしょ。

DON'T ASK ME / 7" 「Split With Blocko」
いろんなところでさんざん言われてるけどイントロのギターがとてもかっこよすぎてもうずるい。ずるくはないか。最高だもんな。そして恋愛ものではないですが歌詞も素晴らしいです。「ディランのように歌いたかった」とか「聞かないでくれ 俺が誰だかなんて」など珠玉のフレーズに涙。もうライブではやらないのかな。

THE HOTTEST SEASON / album 「STILL CRAZY AFTER ALL THESE YEARS」
超絶ベタですけどこれは挙げとかないと嘘でしょう。see her toniteの曲で最も素敵な曲の一つで、see her toniteのライブでは欠かせない一曲。でも”w/ the wind…”はライブでは言わないみたい。ごっつでいうと「とかげのおっさん」。うん、違うね。

IN MY ROOM / album 「SODA DAYS 1997-2002」
超絶ベタですけどこれは挙げとかないと嘘でしょう。see her toniteの曲で最も素敵な曲の一つで、see her toniteのライブでは欠かせない一曲。visualbumでいうと「荒城の月」。うん、違うよね。

I WANNA FEEL IT / mini album 「MISS LONELY ARE YOU BLUE」
この曲も最近のライブではよくやっているみたいですね。そしてさたけさんキッズは心を鷲掴みにされてしまうってわけですが。本当に最近の曲はクッとよくまとまっていて素晴らしい曲ばかり。次の音源が楽しみでしかないですね。そして"MISS LONELY ARE YOU BLUE"CDは本当に素晴らしい作品ですよね。なんで無料なの?だからライブに行くしかないって事か。最高すぎるな。

HEAR MY SONG / album 「SODA DAYS 1997-2002」
もう曲名から素晴らしいです。名曲でしかないのにさたけさんキッズから軽んじられてるような気がするのは気のせいかなあ?soda daysでin my roomの前だから印象薄いとか?ま、名曲は名曲ってことで。これもライブで聴いてみたいなー。

TEENAGE FANGIRL / album 「SODA DAYS 1997-2002」
あざといくらいにザ・夏。歌詞的にも。わざとでしょう。 IF YOU WERE MINE / album 「STILL CRAZY AFTER ALL THESE YEARS」 これも歌詞がすばらしいなあ。とんでもなく切ない。「僕の歌詞には誰も共感しないかもしれないですけど」という心震えるほど後ろ向きな発言をしているさたけさんですが、そんなことはないと。see her toniteの曲を聴いて、詩を読んで、「これ俺の歌だ…」と涙したキッズが世界中にどれほどいることか。

OLD BAGGAGE / Album 「Speaking Words Of Wisdom Let It Be」(Cafe Wha?)
cafe wha?からはこの一曲を選びました。なんかハーモニカとか曲の雰囲気が地方都市の平日ちょっと朝体調悪くて学校休んだけど二度寝して起きたらすっかりよくなってるから散歩でもするかって家をでると周りは皆平日の中自分だけが休日なのを感じて意味もなくうれしくなると同時になんか泣きたくなる感じがして好きですね。何言ってるかわからんけど。

ぼくは"今活動してるバンドで"とか"日本のバンドで"とかいう前置きが全くなしにsee her toniteが一番好きです。同じ時代に生まれて幸せだと思う。

チャンユキさん

久々の投稿です。ありがとうございます。今回投稿いただいたチャンユキさんは僕なんかより、はるか前から(?)ずっとSEE HER TONITEを追っかけている人物です。ライブに行ったことある人は見かけたこともあるかも。僕がライブに行き始めたころ「SEE HER TONITEが好きなの?」って見事に捕まえられました。

GONE ALREADY / album 「IT'S ALL OVER NOW BABY BLUE」
AND NOW WE ARE... / album「IT'S ALL OVER NOW BABY BLUE」
SAME OLD SHIT / album 「IT'S ALL OVER NOW BABY BLUE」
SWEET BABY YOU'RE COOL / album 「STILL CRAZY AFTER ALL THESE YEARS」
FARER&FARER / album 「STILL CRAZY AFTER ALL THESE YEARS」
SOMEWHERE NOT HERE / album 「STILL CRAZY AFTER ALL THESE YEARS」
GOOD TO KNOW YOU / album 「SODA DAYS 1997-2002」
IN A PARADE / album 「SODA DAYS 1997-2002」
THE BONEHEADS WAS COOL / [7"「Split With Wear」
FORGOT TO LOVE/ Unreleased

これは10曲選ぶの大変だったね。 ショーンならこの10曲を選ぶ私の気持ちもわかってくれるでしょう。

-吉野桃子/よしのももこ- -SEE HER TONITE/サタケアキオ- -GUITAR PLUS ME/シオザワヨウイチ- -CLIMB THE MIND/クライムザマインド-
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